ヒゲ脱毛の7つの注意点!施術前の準備と施術後のケア
ヒゲは、男性が脱毛する中でもっとも人気の脱毛部位です。ヒゲ脱毛を行うことで、毎日のヒゲ剃りから解放され、清潔感もグッとアップします。
そのため、最近は脱毛サロンやクリニックのヒゲ脱毛に通う男性が少なくありません。
ただし、ヒゲ脱毛を行う際は、いくつかの注意点を守る必要があります。
当記事では、ヒゲ脱毛を行う際に気を付けたい注意点を7つ紹介します。
ヒゲ脱毛による肌トラブルの防止に役立つ内容であるため、ヒゲ脱毛に興味がある人やこれからヒゲ脱毛を行う人は注意点を知っておきましょう。
【施術前】ヒゲ脱毛の注意点
脱毛サロンやメンズクリニックでヒゲ脱毛を行う際、施術前に注意点の説明を受けることが一般的です。
ヒゲ脱毛の注意点を守らなかった場合、安全な施術ができず、肌トラブルが起こる危険性があります。
ここでは、施術前におけるヒゲ脱毛の注意点を3つ紹介します。
日焼けしないよう紫外線対策を行う
光脱毛やレーザー脱毛は、毛根のメラニン色素に反応します。
日焼けした肌はメラニン色素を多く含むため、脱毛時に光やレーザーを当てることにより、やけどする恐れがあります。
肌の色には個人差がありますが、日常的に日焼けをしている人は要注意です。日焼けしていると、脱毛の施術を受けられないこともあります。
カウンセリング時にはスタッフや医師に現在の肌色で施術に問題ないかを確認しましょう。
また、日焼けした肌は刺激に弱く、敏感な状態です。健康な肌では問題ない光やレーザーの照射も、日焼けした肌には強い刺激を感じることがあります。
ヒゲ脱毛の場合は顔に照射するため、顔専用のUVクリームや日焼け止めを使用することをおすすめします。
毛抜き以外の方法で事前処理を済ませる
ヒゲ脱毛では、事前に施術部位のムダ毛を自己処理する必要があります。
その際、毛抜きを使うことは厳禁です。毛抜きでヒゲを抜くと、毛根まで抜けてしまい、光やレーザーを当てても脱毛効果を得られません。
また、毛抜きでヒゲを抜くことは、皮膚にダメージを与え、炎症や埋没毛の原因となります。肌トラブルを避けるためにも、毛抜きでの処理は絶対にやめましょう。
除毛クリームも手軽にできる処理方法のひとつですが、肌質が弱い人はかぶれる危険性があり、あまりおすすめしません。
ヒゲ脱毛の事前処理の際は、フェイス用の電動シェーバーやT字カミソリを使用しましょう。
ボディ用シェーバーやカミソリを使うと刃で皮膚に傷がつき、施術時の痛みや腫れの原因となります。
フェイス用の電動シェーバーやT字カミソリであれば、肌に傷をつけることなく、鼻下のヒゲや口ヒゲなどの細かい部分まで丁寧に処理することが可能です。
脱毛効果を高めて安全にヒゲ脱毛を行いたいときは、毛抜き以外の方法でムダ毛処理を済ませてください。
飲酒は控えて早めに寝る
ヒゲ脱毛の施術前日は、飲酒を控えましょう。
アルコールを摂取すると血行がよくなり、施術後にかゆみや赤みが出やすくなります。
さらに、体内に摂取したアルコールを分解するためには水分が必要です。アルコール分解で体内の水分が奪われると肌が乾燥し、施術時の痛みや施術後の肌トラブルにつながる恐れがあります。
そのため、脱毛前はアルコール摂取を控えることが理想です。長風呂やサウナなど、飲酒以外に血行がよくなる行為も避けてください。
また、睡眠不足の状態では神経が敏感になりやすく、必要以上に脱毛の痛みを感じる可能性があります。
痛みが少ない状態で快適に施術を受けるためにも、前日は早寝をして十分な睡眠を取ってください。
【施術後】ヒゲ脱毛の注意点
ヒゲ脱毛を行った後の肌は、非常に敏感な状態です。施術後には適切なケアを施し、きちんと肌を手入れしましょう。
施術後のケアを怠った場合、赤みやかゆみなどの肌トラブルにつながるだけでなく、肌荒れが悪化して炎症を起こす可能性もあります。
ここでは、ヒゲ脱毛の施術後に気を付けたい注意点を4つ紹介します。
(1)脱毛箇所をしっかりと保湿する
脱毛後の肌は乾燥しており、うるおいが極度に少ない状態です。
特に、乾燥はかゆみの原因になりやすいと言われています。
また、ヒゲは全身のムダ毛の中でも濃くて太い毛質であり、脱毛による肌へのダメージが大きい部位です。乾燥肌の人や敏感肌の人は、保湿を怠ると炎症を起こす可能性があります。
肌を守るためにも、ヒゲ脱毛を行った箇所は丁寧にしっかりと保湿しましょう。
きちんと保湿することで肌の状態が整い、痛みや赤みなどの症状の緩和につながります。
青ヒゲ状態や毛量が多いなど、施術後の炎症が気になる人は、事前に相談することもひとつの方法です。一般的に、ヒゲ脱毛によって生じる赤みやかゆみの症状は2~3日程度で収まります。
その後およそ1週間で元の肌に戻るため、それまでは保湿を丁寧に行いましょう。
(2)入浴や運動など血行をよくする行為は避ける
施術後は、施術前と同様に入浴や運動などの血行をよくする行為は避けてください。
自分では気付かなくても、皮膚の内部には脱毛による熱が残っており、入浴や運動で血行がよくなると赤みやかゆみの原因となります。
もちろん、アルコールの摂取やサウナの利用も推奨できません。
夏場など、どうしても施術当日に入浴したい場合はシャワーのみを使用してください。
顔の皮膚は腕や脚に比べて薄く、施術後の肌は敏感になっているため、摩擦に非常に弱くなっています。
脱毛した部位を洗う際は肌を傷つけないよう、水かぬるま湯で丁寧に洗うことが大切です。
(3)刺激を与えず清潔な状態を保つ
脱毛後の肌はデリケートで、抵抗力が弱い状態です。
開いた毛穴に雑菌が入ると、炎症する可能性が高くなります。
また、洗い過ぎやこすり過ぎは肌に余計な刺激を与えてしまいます。
脱毛後の肌は刺激を与えず常に清潔な状態を保つことが重要です。
そのため、スキンケア化粧水や保湿クリームを塗る際は手を清潔な状態にし、雑菌が肌に付着しないようにしてください。
なお、肌の状態は人によって異なるため、適切なケアの方法は施術後に確認することをおすすめします。
また、肌を清潔に保つうえで意外と見逃しやすいポイントが、タオルや枕カバー、衣類などです。
肌に触れる素材が汚れていると、雑菌による炎症の原因となります。施術後は自分の肌だけでなく、日用品や衣服の汚れにも気を配りましょう。
(4)日焼け止めを使用したUVケアを続ける
ヒゲ脱毛の施術後は肌が敏感であり、紫外線によるダメージを受けやすい状態です。
施術前と同様にUVケアを忘れずに行い、強い紫外線を浴びないよう施術予約や外出予定を調整しましょう。
特に、施術後1週間から2週間以内に海水浴やアウトドアの予定を入れることは避けることをおすすめします。
ヒゲ脱毛を行った後のUVケアを怠ると、肌トラブルだけでなくシミやくすみの原因となります。
せっかくヒゲが少なくなったとしても、肌荒れやシミが残れば美しい肌にはなりません。
一般的に、ヒゲ脱毛は毛周期に合わせて数回の施術を繰り返すことで完了します。
そのため、施術前後だけでなく、すべての照射回数が完了して脱毛が完成した状態になるまでUVケアを続けることが大切です。
最近では、男性用の強力な日焼け止めや日傘が販売されています。ツルツルの肌をキープするために、UVケアは日常的に続けましょう。
まとめ
ヒゲ脱毛は、毎日の厄介なヒゲ剃りから解放される方法です。ヒゲ脱毛による肌トラブルを防ぐためには、施術前後に正しいケアを行う必要があります。
施術前後は入浴や飲酒は控える、紫外線対策や保湿ケアを行うなど、地道な対策が大切です。また、脱毛前日はヒゲ抜きではなく、フェイス用の電動シェーバーやT字カミソリで自己処理を済ませましょう。
ヒゲ脱毛にはさまざまな注意点がありますが、どれも安全な施術を行うためには欠かせません。
脱毛の刺激から肌を守り、脱毛効果を高めることにもつながるため、ヒゲ脱毛を利用する際は注意点を必ず守りましょう。
最新コメント