メンズ脱毛後毛が抜けない?その原因と対策方法をチェック
「あれ?脱毛したのに毛が抜けないな…」と思ったことありませんか?
脱毛後に毛が抜けない理由は、毎日行っているNG行動が原因になっている可能性があります。
この記事では脱毛効果を高めるために、抜ける毛と抜けない毛の違いが表れる仕組みをご紹介。
脱毛後のNG行動や毛が抜けやすくなるポイントを知ることで、効率よく脱毛できるようになりますよ。
脱毛後に抜ける毛と抜けない毛の仕組み
脱毛後に抜ける毛と抜けない毛はどのような違いがあるのでしょうか?
2つの違いを知るために、脱毛の仕組みについてご紹介します。
毛が生え変わるサイクルを知ろう
毛は「毛周期」と呼ばれるサイクルにあわせて生え変わり、大きく分けて成長期・退行期・休止期の3ステップがあります。
一番脱毛に効果的なタイミングは成長期です。退行期になると抜け毛になり、休止期には抜け落ちた後の新しい毛が生えてくるまでの冬眠のような期間。
脱毛サロンやクリニックに通うときは、成長期にあわせて通うと脱毛効果を高められます。
抜けない=脱毛タイミングがズレているかも
・退行期に照射する:根元が毛根の底から離れているので脱毛効果が薄まる
・休止期に照射する:すでにメラニン色素がない状態なのでいくら照射しても効果がない
照射をしても毛が抜けないということは、脱毛タイミングがズレている可能性が高いです。
最適な脱毛タイミングは成長期であり、退行期や休止期に照射すると脱毛効果が薄れるので、毛が抜けなくなってしまうのです。
脱毛してから抜けるまでの日数
メンズ脱毛の人気部位でもあるヒゲを例に、脱毛してから抜けるまでの日数を確認してみましょう。
ムダ毛は、照射のダメージが時間経過により蓄積された結果抜け落ちるので、照射してからすぐにヒゲが抜け落ちることはありません。
一般的にヒゲ脱毛後、10日~14日ほど経つとポロポロと抜け落ちていきます。
ヒゲをなくして完全にツルツルの状態を目指す方は、レーザー脱毛では5回以上、光脱毛では10回以上の照射が必要です。
施術方法によって毛の抜けるタイミングが異なる
脱毛の施術方法によって、毛の抜けるタイミングが異なることも知っておきましょう。
現時点で「毛が抜けない」とお悩み中の方は、レーザー脱毛と光脱毛のどちらを受けているのかにあわせて読み進めてください。
レーザー脱毛
レーザー脱毛は照射レベルが高いので、脱毛効果が比較的早く実感できます。
そのため脱毛効果が表れやすいワキや足などは、5回ほどの施術を行うと「ムダ毛が薄くなってきた」「毛が抜けるようになった」などといった効果が表れてきます。
しかし脱毛効果が高い分、人によっては痛みを感じやすい場合もあり、料金も高いことがほとんどです。
またレーザー機器によっても違いがあるので、これからレーザー脱毛をしようと考えている方は、早く効果を実感できる熱破壊式のレーザー機器を取り扱うクリニックを探しましょう。
光脱毛
光脱毛は美容サロンで行う脱毛方法であり、基本的な脱毛の仕組みはレーザーと同じ、熱による毛根の破壊です。
大きな違いは、レーザー脱毛と比べて照射出力が弱いことから目に見える効果が表れるまで時間がかかるところ。
脱毛効果が表れるまでに時間がかかる分、あまり痛みを感じない・安い料金で施術を受けられるなどのメリットがあることが特徴です。
特に痛みを感じやすいメンズのVIO脱毛を考えている方は、レーザー脱毛よりも光脱毛の方が合う可能性もありますよ。
毛後に毛が抜けにくくなるNG行動
脱毛後、10日~14日経過したのにも関わらず毛が抜けない方は、以下の行動をしていないかどうか、セルフチェックしてみましょう。
・毛抜きやワックスで無理やり抜いてしまう
・日焼けをする
・薬の服用
・脱毛当日に制汗剤や保湿クリームをぬる
・自己処理を怠る
これらは、毛が抜けにくくなる原因につながるNG行動です。
一番注意してほしいのは、毛抜きやワックスを使った自己処理。毛根からねこそぎ抜いてしまうので、毛周期を乱してしまいます。
どれか1つでも当てはまる場合は、今日から止めるように心がけてください。
ヒゲ脱毛によくある毛が抜けないトラブルの原因
メンズの施術部位の上位にあるヒゲについて。ひげ脱毛をしたのにも関わらず毛が抜けないトラブルの原因を探ってみましょう。
脱毛機器の出力が弱い
レーザー脱毛では5回以上、光脱毛では8回以上施術を受けているのにも関わらず毛が抜けない場合は、脱毛機器の出力が弱い可能性があります。
より出力が強い脱毛機器に変えたり、光脱毛であれば思い切ってレーザー脱毛に変えたりと施術内容を変えてみましょう。
一部のムダ毛のみ抜けない場合は、照射漏れの可能性があります。皮膚の炎症やキズがないのにも関わらず一部のムダ毛が抜けない場合は、サロンやクリニック側のミスの可能性もあるので、サロン側に伝えてください。
回数が足りていない
先ほどご紹介した通り、レーザー脱毛では5回、光脱毛では8回の施術を勧めています。
この回数はあくまでも一般的な最低限の回数であり、誰もが5回~8回で完全脱毛できるわけではありません。
当初予定していた回数よりも増えることもあるので、具体的にあと何回受ければツルツル状態になれるのかについては担当者と相談する必要があります。
乾燥により脱毛効果が薄れている
意外と見落としやすい原因が乾燥です。乾燥した肌状態では、水分不足により皮膚が硬くなり、毛が抜けにくくなります。
また乾燥すると肌の表面にある角質が厚くなるので、ムダ毛が皮膚の下に埋まる埋没毛のリスクも高まります。
脱毛期間中は化粧水や保湿クリームを使って、乾燥を避けるよう注意してください。
日焼け肌により脱毛効果が薄れている
脱毛するうえで日焼けを避けるように言われる理由は、脱毛機器の仕組みが関係しています。
レーザー脱毛と光脱毛の場合、黒色(メラニン色素)に反応して照射するので、日焼けにより肌が黒いとヤケドになるリスクがあるからです。
ヤケドや皮膚の炎症が長引くと、脱毛のペースに遅れがでるので、効果も薄れてしまう悪循環になってしまいます。
脱毛後の毛が早く抜けるようにするポイント
脱毛後の毛が早く抜けるようになるには、毎日のちょっとしたケアが大切です。
だれでもできる3つのコツを今日から始めてみましょう。
保湿中心のセルフケア
・粉がふいている
・赤くしもやけのようになっている
・カサカサとひび割れている
これらに当てはまっている方は、乾燥により脱毛効果が薄れてしまいます。
特に敏感な顔周りや、ケアを怠りがちな足を念入りに保湿しましょう。
特別なクリームを使う必要はなく、女性が使っている化粧水や保湿クリームでもOKです。
正しいムダ毛処理
おすすめのムダ毛処理アイテムは電動シェーバー。肌への負担を抑えながらスピーディーに剃り残しなく処理できるので、メンズにおすすめです。
もしカミソリを使う場合は、刃の枚数が多いものを選びましょう。シェービングクリームやジェルをたっぷりとつけてから使用してください。
日焼け対策
メンズ脱毛の場合、顔や腕、足など目につきやすいところはもちろん、足脱毛をするときは足の指にも日焼け止めをぬっておきましょう。
すでに日焼け肌の方は、日焼けでも脱毛ができるサロンやクリニックを探してください。
まとめ
「脱毛後なのに毛が抜けない」という方のために、毛が抜ける仕組みやNG行動・抜けやすくなるポイントをご紹介しました。
既に脱毛回数を重ねている方であっても、今日から意識することでこれからの脱毛効果を高めることができますよ。施術部位を中心に、保湿や日焼け対策などを心がけてください。
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